手製本では、製本用のボンドを使用します。
製本用ボンドは、完全に乾くとかなり強力な接着力を発揮するので、刷毛(ハケ)などについたままにすると、固まって刷毛が使えなくなります。
それを防止するためには、作業終了後、速やかに刷毛を洗浄して、付着したボンドを完全に取り除く必要があります。
しかし、半乾きになったボンドは刷毛からかんたんには取れません。
熱湯を使い、クシなどを使って、丁寧に洗浄していきます。
左から
・クシ(コーム)
・ブラシクリーナー
・ノミ取りクシ(ペット用)
クシとノミ取りクシは、百均で購入。
刷毛の洗浄でよく使用されているのが、クシ(コーム)です。
刷毛の毛をクシでとかすことで、毛についたボンドを落とすことができます。
さいきん、自分が好んで使うのが、ブラシクリーナーとノミ取りクシです。
汚れが落ちにくいときは3つを併用します。
熱湯+上記のツールで、洗浄が多少不十分で固まり気味な刷毛も再生することができます。
本づくりをはじめた人は、ぜひ、刷毛の洗浄ツールも使ってみて下さい。